額装「une fleur et baguette・花とバゲット」
5×6cmの小さな絵に合わせて額装しました。
技法はP.P decalage(デカラージュ)。decalageは、ずれ、不調和という意味があります。
1mmカルトンを1cmずつずらすようにカットし、それら8枚を重ねて仕上げています。
シンプルな技法ですが、直線のずれが曲線を描き、P.Pの重なりにより不調和の美しさが加わります。
色合いはベージュに黒のフィレを効かせてシンプルに仕上げました。
額装の台紙にしているものは紙に手書きでドローイングされたものです。
1枚1枚、丁寧に作業されていて、発色の美しさや風合いなど、印刷されたものとは違う手作業ならではの温もりを感じます。
この紙は他の額装作品にP.Pとして合わせ使いました。
また改めてご紹介いたします!