パリ、蚤の市で見つけたアンティークフレーム。色合い、サイズ感がとても気に入っています。
フレームに合わせて、5枚の絵 ”les chaises・いろいろな椅子”を、額装しました。
技法は「Perroquet・ペロケ」、ベースはビゾーロマンティックと同じです。
perroquetは帆船の帆・オウムの口ばしの意。
写真はperroquetの基本の形で、仕上がりがまさに口ばしのように見えます。
技法・perroquetのアレンジです。
2辺はペロケの基本形、1辺はビゾーロマンティックです。
4角にperroquet・ペロケを施しています。
細かい作業の繰り返しで大変ですが、そのぶん曲線が加わり華やかさが増します。
技法・ビゾーロマンティックを2段重ねています。
元々、奥行きのでる技法ですが、2段にすることでさらに奥行き感が増します。
パリで見つけたアンティークフレームは、色の褪せた感じがすごく気に入っていています。
サイズ感も程よい大きさで使いやすく掘り出し物でした。
今回は先にフレームがあり、後から額装を合わせるといういつもとは逆の作業でした。
(フランス額装の基本はドキュモンから額装案をだし、後からフレームサイズをだします)
フレームの色合いが素敵なので、それを活かせるように白一色で仕上げています。