フレームを自分で組み立てることが時々あります。フランスではフレームのことをバゲット(baguette)といい、細長い棒の意味があります。その細長い棒をカットし、組み立て、フレームを仕上げていきます。
バゲットをカットする機械です。アトリエ用なのでコンパクトな大きさです。機械にノコギリが取り付けられていて、バゲットを45°の切り口にカットしていきます。ノコギリを引く力加減が微妙に難しいところがあります。
バゲットのカットが終わると、アッサムブラージュ(assemblage)・組み立てです。
切り口には専用ボンドを塗り、バゲットの4角を写真のようにしっかりと固し、一晩置いておきます。
固定が終わると、裏側から凹型釘を打ち込んで完成です。
単純な作業ですが、バゲットの4角を隙間なくしっかり、そして綺麗に仕上げるのはかなり気を遣う作業です。